お便り/長崎から投句して8年に

 シルバ ーネット様にお世話になる様になってから、早いもので8年目に入ります。 私の駄作・愚作を入選句の仲間に入れていただき、自分の名前があった時は最初はビックリで、年を重ねるごとに感謝へと変わり、今では仕事への励みとなっています。作ることが楽しくて〜、やっと一つの趣味が出来たと、毎回出すことに喜びを感じております。
 賞状を頂いた時は、心臓が止まるかと思いました。記念のペンはインクが無くなっても、宝物として特別なところに保管。20周年の記念のタオルも1年間家族が見えるところに飾り、その後ボロボロに成るまで4年間使わせて頂きました。さらにシルバー川柳の本にも載せて頂き、 天にも昇る気持ちに成りました。沢山の元気を頂き、 本当に有難う御座います。
 なぜ、シルバーネット様へ送る様になったのか、お話しさせて頂きます。定年退職予定でしたが、色々とあり仕事を続けることとなりました。 毎日のフルタイムで気分転換をしたい、ストレス発散をしたいとの思いで悩んでいたところに、亡き義母がホームで俳句をしていて何かジーンと来るものを感じ、 「 自分もこれならやれるかも」と思い、書店でシルバーネットに出会い送ることにしたのです。色々なところで、ふっと句が浮かんだ時、すぐに手帳に書きます。仕事用ですが、今は川柳が増えてすぐ一冊無くなります。70歳に近くなり、若いのに若くない事が多々あり、 シルバーネット様と河出書房新社様のお陰で毎日の仕事に元気が出ます。 今後とも宜しくお願い申し上げます。疫病や過労にはご注意下さいませ。

中田利幸68 長崎市

(編集長のつぶやき)読者のみなさんから嬉しいお手紙をたくさんいただきます。今回、紙面に掲載仕切れなかった長崎市の中田さんからのお手紙をこちらに掲載させていただきます。投句者のみなさんから、投稿の深い思いをお聞きすることがありますが、いろいろあるのですね…。タオルやペンのエピソード、笑えますね。河出書房新社の編集者の方にも、手紙の内容をお伝えしておきましたよ〜。