相続土地国庫帰属制度がスタート
相続土地国庫帰属制度が4月27日からスタートしました。相続で取得した土地を、国が有料で引き取ってくれる新しい制度です。「不要な土地を手放したい」「管理が負担になっている」といった方には朗報となります。審査費用が1万4000円、負担金は20万円から。申請先は法務局。
参考資料:国土交通省が実施したアンケートより
空地所有者のうち約5割が、「土地を所有することに負担を感じたことがある」と。中でも、相続して空地を取得した方が、負担を感じたことがある割合が高いという結果。負担を感じたことがある方のうち、25%が「売れる見込みはないが、手放せるものなら手放したい」と。そのうち5割が、手放すために何らかの費用を支払っても良いと回答しています。
「相続登記の申請義務化」は来年度から
2024年4月1日からは、相続登記が義務化されます。これまで放置していた土地でも登記が義務化されます。
ここで一句
ご先祖の 家、土地ご免 未練なし
庄子とみ子77
子は町へ 実家は朽ちて 草元気
大場 敬83